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家にWi-Fiなしの人にオススメしたい「Kindle 無料4G/3Gモデル」

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Kindle無料4G3Gタイトル

 「自宅にWi-Fiが繋がっていないけど、Kindleは使えるのだろうか?」。そんな疑問を持っている方もKindle購入を検討している方の中にはいるのではないでしょうか?

実はWi-Fiがない場所でも電子書籍リーダー「Kindle」を使って、Kindle本の購入や電子書籍をダウンロードすることが出来ます。つまり、自宅に「Wi-Fiなし」でも「Kindle」が使えるんです!今回はその方法をご紹介しましょう。

2021年4月24日更新)

Wi-Fiなしでも使える3つのKindle

実はWi-Fiが繋がっていない環境でも、Kindle本の購入や本のダウンロードが可能なKindle端末が3つあります。それが以下のモデルです。

「Kindle Paperwhite 32GBモデル(Wi-Fi+無料4G)」※現在は販売終了

「Kindle Oasis 32GBモデル(Wi-Fi+無料4G)」(新モデル)

「Kindle Oasis 32GBモデル(WiFi+無料3G)」(旧モデル)※現在は販売終了

無料4G/3Gで本のダウンロードはもちろん書籍の購入も可能

Kindle Paperwhite 4G

Kindle Paperwhite WiFi+無料4Gモデル

Kindle Oasis 3G

Kindle Oasis WiFi+無料3Gモデル

この2つのモデルには「無料4G回線」が付いています。無料4G(旧モデルは3G)が付いているモデルは、Wi-Fi環境下になくてもKindle本の購入や本のダウンロードが可能です。名称通り、どれだけ本をダウンロードしてもどれだけKindleストアを利用しても料金は無料。月額費用の支払いや契約も不要です。

ちなみに「無料4G通信」は写真にあるように、画面右上に「LTE」と表示されます。

無料4G(3G)通信でWikipediaも使える

4G(3G)通信で出来ることはダウンロードやコンテンツの購入だけではありません。Wikipediaの閲覧も可能です。この点も嬉しいですね。

4G/3G実力検証 「漫画や雑誌はダウンロード出来るのか?」

Kindle Paperwhite Oasis 4G 3G ダウンロード

では無料4G/3G通信はどの程度の実力なのでしょうか?実際に「Kindle Oasis」3G通信と「Kindle Paperwhite」4G通信を使って、その実力を検証してみました。

一般書籍はダウンロード出来るが、マンガ・雑誌は厳しい

一般書籍や小説といった文字のみで構成される本はどの本もダウンロード出来ました。

一方で、漫画や雑誌はどのタイトルもダウンロード出来ませんでした。

「宇宙兄弟」「のだめカンタービレ」「LDK」など様々な漫画や雑誌でトライしたものの、どれもダメでした。イラストの多い実用書もダウンロードしてくれませんでした。

おそらくほぼ全ての漫画、雑誌は4G/3G通信ではダウンロード出来ないと思います。

ダウンロード可能

・一般書籍や新書、文庫本など文字で構成される本(ファイルサイズ小さい)

ダウンロード不可

・漫画、雑誌、実用書などイラストの多い本(ファイルサイズ大きい)

ダウンロード時間比較 「4G/3G vs Wi-Fi」

ではWi-Fiと3Gではダウンロードスピードにどの程度の違いがあるのでしょうか?ダウンロードにかかる時間を計測してみました。

条件設定

・「ねこタクシー 上」「思考は現実化する」「仕事は楽しいかね?」の3タイトルで計測

・ダウンロード開始から「ダウンロード完了」との文字が出るまでの時間を計測

※ 3G通信は電波のアンテナ5本中4本、4Gは3本の状態で計測しています

計測結果

Kindle4G3GとWiFiのダウンロード時間

4G回線はWiFi並みのスピードでダウンロード完了する

最も速いのは「Wi-Fi」でした。驚いたのは4G回線。WiFiと同じくらい速かったです。最も遅かった3G通信も全てのタイトルが30秒以内に完了しており、十分なスピードだと思います。少なくとも時間がかかってイライラする事はありません。

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「WiFi+無料4G/3Gモデル」のメリット

「WiFi+無料4G/3Gモデル」のメリットをご紹介します。

・自宅にネット環境もしくはWiFi環境がなくても、電子書籍(Kindle本)がダウンロードできる

・4G/3Gのネット回線が無料で使える(KindleストアへのアクセスやKindle本のダウンロードが無料で使える)

・ダウンロードスピードがWiFi並みに速い(4G回線)

自宅にネット環境 or WiFi環境がなくても電子書籍がダウンロードできる

最大のメリットは、自宅にネット環境がなくてもKindleが使えることです。

わざわざWiFiスポットを探す必要はありません。

公園や学校など、どんな場所にいても、読みたい本が買えて、すぐに購入したKindle本を読むことが出来ます。

4G/3Gのネット回線が無料で使える

驚きなのが、「4G/3Gネット回線」が無料で使えることです。

つまり、通信料金が永久にタダということです。

KindleストアのアクセスやKindle本のダウンロードをするのにお金はかかりません(もちろんKindle本を買うのはお金がかかる)。

通常、自宅でインターネットを使うにはネット回線の契約が必要で、月額料金がかかります。月額料金は固定回線でもポケットWiFiでも大体月額3000~5000円くらいが平均的です。

その点を考えれば、「4G/3G通信」が無料で使えるのは非常にお得だと分かります。

ダウンロードスピードがWiFi並みに速い(4G回線)

先ほどのダウンロードスピード調査結果からも分かる通り、「Kindle Paperwhite」の4G回線なら、WiFi通信と同じレベルのスピードでダウンロードが完了します。

ダウンロードスピードは1タイトルにつき、わずか10秒ちょっと。

あっという間にダウンロードが終わります。

お知らせ

2019年7月24日に「Kindle Oasis」の新モデルが発売。「Kindle Oasis」でも無料4G通信が利用可能です。

「WiFi+無料4G/3Gモデル」のデメリット

もちろん「WiFi+無料4G/3Gモデル」にはメリットだけでなく、デメリットも存在します。

・4G/3G通信で漫画や雑誌などファイルサイズの大きい作品はダウンロード出来ない(WiFiを使う必要あり)

・4G/3G通信でWikipedia以外のウェブブラウザの閲覧が出来ない

・ストレージが32GBしか選べない

・価格が高い

・4G/3G通信は国内のみの利用

4G/3G通信で漫画や雑誌などはダウンロード出来ない

公式サイトには一部と書いてありますが、検証実験からもわかる通り、ほぼ全てのタイトルはダウンロードに対応していません。

漫画目的でKindleが欲しい人は多いはずです。4G/3G通信で漫画出来ないのは本当に残念でなりません。無料だからというのは分かりますが、漫画もダウンロード出来るようになってほしいです。

「WiFi+4G/3Gモデル」で漫画をダウンロードするには、4G/3GからWiFiへ切り替える必要があります。

4G/3G通信でWikipedia以外のウェブブラウザの閲覧ができない

ほとんどの方はKinldeでウェブブラウザを見ることはないと思うので、そこまで大きなデメリットではないと思います。

ストレージ容量が32GBモデルしか選べない

「Kindle Paperwhite」と「Kindle Oasis」は32GBモデルの他に8GBモデルも用意されていますが、「WiFi+無料4G/3Gモデル」で8GBは選択できません。

価格が高い

Wi-Fiに加えて4G/3G通信機能が付属するため、Wi-Fiモデルより端末価格が高めに設定されています。選べるストレージ容量も32GBしか用意されておらず8GBは選択できません。その点も価格が高い理由に挙げられます。

ちなみにエントリーモデルに当たる「Kindle」は「W-Fiモデル」のみの販売となっています。 

4G/3G通信が出来るのは日本国内のみ

「Wi-Fi+無料4G(3G)」モデルの場合、4G/3G接続は日本のみの利用となります。

まとめ 文字のみの本を読むならWiFiはいらない

小説や一般書籍など文字だけの本を読むなら自宅にWiFiがなくても大丈夫です。

「Kindle Paperwhite WiFi+無料4G」「Kindle Oasis WiFi+無料4G」があれば、不自由なく本がダウンロード出来ます。

実験結果から分かる通り、ダウンロードスピードも十分の速さを持っています。

残念ながら漫画や実用書などファイルサイズの大きい本は無料回線ではダウンロード出来ませんので、今の所は「デザリング」や「公衆WiFiスポット」で対応しましょう。「WiFi+無料4G/3Gモデル」は、家にネットがない方で小説、文庫本、ビジネス書などを読み漁りたい方にはピッタリのアイテムです。

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